ゼルダの伝説・ティアーズオブザキングダムをクリア!今作はゲーム初心者におススメなのか?(※ネタバレなし)
こんにちは、夜ならこんばんは
やっとこさ、ゼルダの伝説・ティアーズオブザキングダムをクリアしました
(以下、ティアキンと呼びます)
あと祠も全部回りました。
今回の記事は殆ど文字になります。実際やってみた感想など、僕個人的に思ったことをフリーに書き殴って行こうかなと。
ほぼレビュー記事ですね。
ネタバレはないので、未クリアの方は安心してください。
意外と僕の周りでは、あんまりゲームをやらない、もしくはゲームをやってるけどヘビーではない…って人が
「ゼルダが気になった」「みんな良いって言ってるけど、実際どうなの?」「調べたらめっちゃ同シリーズ作品があって、入り口が分からない」なんて話をチラホラしてくれるのを聞いて
そんな人向けにお勧めかどうかも話していこうと思います。
【ティアキンが発売されてから】
さて、ティアキンが発売されて1か月半ちょい経ちましたが、超ボリュームに阿鼻叫喚の声が今も尽きないと思います。
ローソンでは1番くじにもなって、一部の界隈では盛り上がったと思います。
都会のコンビニだと速攻で売り切れたようですよ。
僕のところは田舎なので売れ残ってましたけど。笑
特に、ティアキンの前作にあたる「ブレスオブザワイルド」は超大ヒットした作品であり、海外の評価も歴代最高峰に高く
2021年12月27日に、テレビ朝日で放送された「国民5万人がガチ投票!テレビゲーム総選挙」で、堂々の1位を獲得したほど、国内外ともに認められた大作でもあります。
対象は機種やメーカー関係なく、存在するゲーム全ての中で…です。
「あんな自由なゲームを見た事がない」
「記憶を消して、もう一度遊びたい」
なんて声が多かったようですね
実際、複雑じゃないのに作り込みが凄かったんです。
任天堂って、本当にこの按排が上手いな~って思う。
歌手の水木一郎さんが攻略本無しで約3000時間やってフルコンプした話もあるくらい。
知らない人達からすると、へぇーそうなん?って感じでしょうけどね。
「とりあずすごい」くらいに思っていただければ。
で、今作のティアキンは
ブレスオブザワイルド(以下、ブレワイ)…の続編、直後の物語に当たります。
そう、前作が前作だっただけに、その「続編」に当たる今作は、皆さんからの期待値が爆上がりだったわけです。実際僕も凄く楽しみにしてました
個人的に少し面白かった現象が
ティアキンって発売めっちゃ延期したんですよ。
最初に「続編作ってますよ~」って発表されたのが2019年6月12日。
よりにもよって自分の兄の誕生日と同じ日です。いやどうでもええか。
まだかまだか…と期待され、その3年後にようやく発売予定と公式が発表するも
近くになって、更に1年以上の延期を発表。
3年待った上に、更に1年。
どんだけ待たせるねん!…って言われるかと思いきや
(それなりに言った人はいると思うけど)
TwitterやYouTubeをはじめ、ファンの中の多くの人達から
「ええで、ええで!良いゲームになるなら、むしろどれだけでも待つで!最高のゲーム作りに励む開発スタッフさんに感謝してます!」くらいのコメントが沢山あって、その投稿にもめちゃめちゃイイネがついてました。
それくらい前作が、ファン達に良い意味で残した爪痕が凄かったんですよ。
僕ですか?僕は堂々としてましたよ
堂々とビシッ!と「ずっと待ちます!!!!」ってコメントしてました。ローリング土下座の勢いで。
……なんですか?その冷たい目は
そんなゲームってあんまり見た事や聞いた事ないですね。
モンハンくらいなら同じように盛り上がりそう。自分が知らんだけかもしれないですが
【実際やってみた感想とおススメ度】
ここからは、あくまで「ゲームをある程度やり慣れている」「ゼルダの伝説が好き」という僕の立場で個人的に思ったこと
もうひとつは「慣れていない初心者の立場」で書こうと思います
個人的に思った事では、想像をはるかに超えた超大作でした。
あらゆる要素でブレワイを更に強化させた感じです。自由度すらも。
友人は「バカゲーになった」と言ってましたが、その要素も確かにあるな~とは思います。笑
剣に剣がくっついた時なんか「なんぞコレ」って思いましたし。笑
また、今作は発売前に不安だった事が1つあって、それが…
ファン同士の期待値が上がりすぎたせいでガッカリされてしまうのでは?
…という事。なんせ前作が凄すぎた訳ですし、前作のフィールドに加えて「空のフィールドも増えます」なんて映像も見せられて、ファン達の期待値の勢いは加速するばかり、日に日にYouTubeの考察動画が出て話が大きくなるばかりでしたから。
そして発売されて蓋を開ければ
そんな不安を蹴とばすかのように、空のフィールドに加えて発表されてないデカデカな地下世界が「ドン!!」と来たわけです。想像以上の作り込みとボリュームで、これにはファンの皆さん達は度肝を抜かれました。
圧倒的なパワーの勝利です。まぁ地下世界の存在は前から噂されてはいたんですけどね。
ガッカリ要素というか「えぇ…」というのが全く無かった…わけではないですが、それを超える任天堂様、やってくださりました。
あと「時系列」に関しても少し触れますが
ゼルダの伝説ってかなりの作品が時系列で繋がっていますよね?
で、過去作の時のオカリナ」からは時系列が3つに分岐して、3つそれぞれには続く物語が出ています。
勇者が魔王に勝利した後の、過去の世界と未来の世界で2つあり、もう1つが勇者が魔王に敗北した場合のルートです。
そしてブレワイとティアキンは、勇者敗北ルートの延長とされる意見が凄く多いですが、僕はこの2作は今までの時系列とは切り離された、全くの新しい作品として考えた方が良いかなと思ってます。これは僕個人の考え方なんですけどね。
(詳細はいつかまた別で書こうかなと)
なぜ時系列の事を書いたかというと、僕の友人の中でもしっかり世界観を理解して楽しみたいがために、壮大な時系列を見た時に「気になるけど今から入りづらい…」なんて例も本当にありました。
漫画のワンピースで例えたら、まだ1度も見たことが無い人が、いきなり80巻くらいから読み始めようってあんまり思わないような、そんな感じ。
そういう意味ではブレワイからは予備知識も必要なく、改めて入りやすいかもしれない。
(言うてほかの作品も予備知識はいらんですが)
今までの事は置いといてほぼ1から再スタートって思うだけでも気持ちが違うかなと。
グラフィックとか処理能力に関しては、どうしてもPS4には劣りますけど
沢山の人には1度はやっていただきたいゲームとしておススメです。
【ゲーム初心者にはおススメなのか?】
ようやく本題。笑
ここまで褒めちぎってきましたが、ゲーム初心者もしくは普段ゲームしない人がswitchを買ったとして、ティアキンをすぐにおススメできるかは
結論から言うと
…正直、ちょっと微妙なところです。
まぁ、ブログのタイトルで少し雲行きの怪しさをチラ見せしてますから予想した人も多いとは思いますが
ざっくり理由を書くと
・死にゲーで、そこそこ難しい
・操作が多い上にフィールドが広大過ぎて、気持ちがついてこなくなる
・多少ゲーム慣れが必要な部分が多い
これらが大きいかなと。
ゲーム慣れない初心者って、平たく言うと
「小さな達成感がすぐ得られ続けて、上手く行きやすく、何をすれば良いのか分かりやすい」があるほど、ハマりやすいです。
多くの人がそうだと思いますが、何かにハマった最初のキッカケって、これらの「手ごたえ」が得られたからだと思うんですよね。
個人差はありますし、実際やってみないと分からないと言えば、そうですが
言い方を変えると
「1度でもアクションゲームをちゃんとクリアした事がない」という初心者には、上手く行かない事を連続してチャレンジしてまで乗り越える「面倒くささへの耐性」が無いので
ティアキンは序盤から中盤にかけて出てくるメンタルの引き算がデカいように思います。
また初心者は何かひとつ乗り越えるのに時間がかかるので、ボリューム多すぎが、かえってダレてしまうのかなと。
お腹いっぱいを通り過ぎるというか。
そして「死ぬのが怖い…」で足がすくんでしまいやすいのもあると思います。いくらゲームの中とはいえ、僕も未だに嫌っすわ。
なので今作は特に死んでも再度チャレンジする事や、フィールドをくまなく探す事への「根気」が、とくに前作よりも必要なので
あんまり「switch買ったの!?じゃあティアキンやろうぜ!!」なノリにはなれないなってのが僕の正直な感想です。
それらを考慮した上であれば、僕は初心者であれば前作のブレワイこそ強くおススメしたいです!
実はブレワイこそ、ティアキンと比べて難易度も低くなってる上に、ティアキンよりも配置の間隔が近くて、発見や達成感を得やすい構造になっています。
難易度的にも「ヌルゲー」とも言われるくらいでしたので、そこで慣らしてからティアキンに移っても良いのかなと思います。
ティアキンにもおススメな要素もあるにはあるんですよ。説明丁寧ですし。
またセーブとロードのしやすさで、いつでも始めていつでも止めやすいので「時間があまりないけど、ちょくちょく空いた時間に息抜きが欲しい」という人には向いてるかもしれません。
家庭や仕事が忙しい人とかですね。
つまり、初心者はブレワイから行って慣らしてきて
それ以外はティアキンに入っても良いのかなとすら思ってます。
世界線を知りたい人向けには、いずれ別で記事を書こうと思います。
【終わりに】
というわけで長々と書きましたが
僕自身はゼルダの伝説は全作品こそプレイしてませんが、そこそこマイナーな作品も知ってるファンです。
ただ、ファン特有の「全作品が最高傑作です!」みたいには思わないので、できるだけ好きな人とあんまりそうでもない人との中立になれるような意識をしています。
それでも偏るとは思いますけどね。
そんな記事ですが、参考になると嬉しいです!
では、また!